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まちづくりフォーラム基調講演記録

2月に江別まちづくりフォーラムでおこなった事務局長佐藤隆の講演「これからの協働事業の取り組み」の記録が まちづくりフォーラムのWebサイト に掲載されました。

助成金情報をゲットしよう NPO 支援財団研究会・平成 17 年度シンポジウム(札幌)

[主催者(NPO 支援財団研究会)からのシンポジウム開催趣旨説明]  「地域社会」という私達が日々暮らしている、いのちとくらしを支える基本的な生活の場において、空洞化や荒廃化が進んでいます。  しかし、「地域社会」には、暗いニュースばかりではなく、明るいニュースもあると思います。そこには、周りの人々を元気にするパワーと強力なリーダーシップを兼ねそなえた人材がいるかもしれません。また、身近にある資源もしくは人的ネットワークを活用して、つまり「創意工夫」によって困難を打破しようという熱い思いがあるかもしれません。「自らが生き、生かされてきた、そしてこれからも生き続けたい」生活の場を何とかしたい、という強い願いも存在しているでしょう。  その結果として、地域においては「自然との共生を目指す」「魅力がある、誇りを持てる」、「個々人の参加によって支えられる」、「人と人のつながりのある、垣根のない」等の社会づくりを目的とした活動がでてきています。  そのため、私ども「NPO 支援財団研究会」では、「地域社会の活性化」に向けての、地域に暮らす人々が自ら主体となった地域社会活性化の取り組みを応援したいと思います。  「NPO 支援財団研究会」のメンバーである財団が運営している助成プログラムの多くは、「助成先は日本全国」としていながら、応募申請や助成先の多くが「大都市圏に偏よって」いるのが現状です。これは、私どもの活動が地域で活躍されている皆様に、よく伝わっていないからだと思っております。  このたび秋田・札幌・長野と日本各地に出向き、地域社会が直面している問題について現地の生の声を聞き、地域社会で活動している団体との交流を深める機会をつくりたいと考えました。札幌においては、地元の活動団体と密接な関係にある「NPO推進北海道会議」との共催で当シンポジウムを企画することができました。この機会に、北海道の皆様に助成財団の活動、助成プログラムを知っていただき、身近な存在として受け止めていただければと思います。そして、「地域社会の活性化」のために共に行動をおこせればと願います。 主催 NPO支援財団研究会 共催 特定非営利活動法人NPO推進北海道会議 日時 2005 年 10 月 8 日(土) 13:30∼18:30 場所 北海道クリスチャンセンター2階ホール (札幌市北区北7条西6丁目)

決算報告書

PDF形式のファイルです。 2002年度決算報告書 2003年度決算報告書 2004年度決算報告書

NPO推進北海道会議 設立10周年記念のつどい

 「NPO推進北海道会議」は、1995 年 5 月 17 日に設立されました。今年で設立 10 周年となります。10 年前は、阪神大震災、地下鉄サリン事件が起きた年として記憶されます。以降、NPOの認知度を高め、社会に根付かせるべく活動してきました。この間、北海道NPOサポートセンター、北海道NPO越智基金、北海道NPOバンク等、必要な機能を持ったNPOを創出してきました。  この度 10 年を記念して、お祝いの集いを企画いたしました。ささやかですが楽しいひとときを一緒に過ごしませんか。みなさまぜひ参加しましょう。 日時 2005年5月28日(土)18 時∼20 時 会場 北海道クリスチャンセンター2階ホール(札幌市北区北7条西6丁目) 参加費 5,000円(一人) 参加申込/問合せ 電話 011-204-6523 北海道NPOサポートセンター(北村)

NPO起業科 団塊世代向けコースのお知らせ

 「2007年問題」という話題が持ち上がっています。戦後生まれの団塊世代が定年退職の時期を迎えます。3年先のことを今から考え、「定年後の楽しい生き方」を模索しませんか。すでに退職された60代前半の方にも役に立つ講座を企画します。 ●昼間コース  6月の土曜4回(4日、11日、18日、25日)午後1時∼4時 ●夜間コース  6月の火・金曜6回(7日、10日、14日、17日、21日、24日)午後6時30分∼8時30分 会場  北海道NPOサポートセンター研修室(札幌市中央区北5西6札通ビル8階) 講師  NPO推進北海道会議/北海道NPOサポートセンター/NPOサポート専門家会議メンバー予定 定員  20名(最小催行人員10名) 受講料  12,600 円(消費税・資料代・実地研修交通費込み) カリキュラム(予定)  第1日 アイスブレーキング  第2日 講義「社会的起業のススメ」講師:NPO推進北海道会議佐藤隆理事・事務局長  第3日 実地研修「N-Power ツアー」NPO 活動拠点の見学(3∼4カ所予定)  第4日 起業・事業化、ボランティアなど生きがいプラン作成シミュレーション ※夜間コースは第1日と第2日の内容を3日間、第3日と第4日の内容を3日間で実施します。申込み 土曜コースか夜間コースかをご指定ください。 問合せ 電話011−271−5208 (担当:松本、山本)

NPO関連予算公開学習会

 1 月末に NPO 法人は2万350団体となり、2万の大台に乗りました。北海道の NPO 法人数は761、東京、大阪、神奈川、千葉に次ぐ数でなかなかの健闘ぶりです。  NPO は新たな公共を創り出すべく、介護福祉、まちづくり、子育て支援、青少年育成、環境保全、失業者対応など様々な事業を展開し実績を積んでいます。  今回、東京の NPO 支援団体「NPO 推進ネット」専務理事の高比良正司さんをお招きして、北海道では初めて、NPO 関連の各省庁の予算や施策について学習会を開催します。NPO のために用意された予算です。使わない手はありません。まず国の予算の仕組みを勉強し、知恵を集めて「協働、委託、補助」などの事業に挑戦してみませんか。政府予算の各部署の詳細な情報をお渡し致しますのでぜひご参加ください。  併せて北海道の NPO 関連予算についても資料提供できるよう検討しております。 日時 2005年3月12日(土)13:30∼16:30 場所 札幌市ボランティア研修センター 第2研修室 (中央区北1条西9丁目リンケージプラザ2F) プログラム 政府関連予算について  高比良正司氏(NPO 推進ネット専務理事・中央大学研究開発機構教授)  民主党国会議員(予定) 北海道 NPO 関連予算について  小林董信(北海道 NPO サポートセンター理事・事務局長)(予定) 参加費 無料 定員 50名(必ず事前に申し込んでください。先着順。定員になり次第終了) 主催 NPO 推進北海道会議/北海道 NPO サポートセンター 共催 民主党 NPO 局、民主党北海道 問合せ・申込み 北海道 NPO サポートセンター(北村) FAX:011-261-6524 TEL:011-204-6523

2005年新年にあたって

 04年は戦争と言う最大の人災に加え、北海道にも台風が天災としてやってきました。厄年と呼んで良い程です。でも、目を我々のNPO の世界に転ずれば、いまや日本列島の社会の一大勢力となりつつあることが明らかになった喜ばしい年でした。ほとんどあらゆる分野で、さらに新しい分野を開拓しつつNPO が簇生し、力を付けていることは新聞の報道だけからでも感じ取ることができました。北海道でも今や道庁、市役所といった行政のみか、民間企業や経済界もNPO に一目置くようになってきたようです。10年前NPO を北海道で普及させるために推進会議を立ち上げた時の課題はかなり達成されつつあると言って良いでしょう。  しかし、今迄になかった課題も見えてきました。取り分け「規制緩和」に伴う様々な制度改革がこの間多方面で動きつつあり、それに応じて個別 NPO それぞれの課題に加えて、分野別や時には NPO 総体が取り組まなければならない問題が次々に生まれてきています。中央での法人改革と税制改革、あるいは介護保険の改善、信託法の改正などが直ちに思い浮かびますし、地方でも行政とのいわゆる協働の展開や公的設備の管理依託など、予想以上のテンポで動いています。  こうした動きを適格に捉え、分析し、対応策を練ることが NPO サポートセンターや推進会議の新たな仕事になってきそうです。宣伝やサポートのヴァージョン・アップが推進会議10周年の05年から始まるというわけです。皆で力と知恵と時間と、そして若干のお金とを寄せあって、新しい段階へ乗り出そうではありませんか。 NPO推進北海道会議 代表理事 田口 晃