2016-12-30

(報告)ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)研究会・  北海学園大学開発研究所 共催セミナー

報告「社会起業家と ソーシャルインパクトボンド」



201612111500から、北海学園大学豊平キャンパスにおいて、北海学園大学開発研究所との共催により、一般社団法人DSIA副代表理事でソーシャルビジネスを専門に研究されている服部篤子氏を講師にお迎えし、北海学園大学開発研究所長の樽見弘紀氏、同じく北海学園大学開発研究所特別研究員でSIB研究会座長の田口晃氏、そしてNPO法人NPO推進北海道会議事務局長の佐藤隆氏のお三方を聞き手・パネリストに、参加無料のセミナー「社会起業家と ソーシャルインパクトボンド」を開催しました。当日は研究会メンバー8人、事務局4人のほか、一般の方も参加しました。
一般社団法人DSIA副代表理事・服部篤子氏
服部さんからは、「社会起業家にとってソーシャルインパクトはどのような意義があるか」「インパクト評価は誰のためか?(評価の目的は?)」という2つの論点を整理し、問題を提起していただきました。社会事業における「ソーシャルインパクト」が重視されるようになった経緯から、それを評価する手法としての「インパクトバリューチェーン」、そして多様なセクターのコラボレーションの重要性についてご説明いただきました。
セミナー後半では質疑応答が行われ、社会的インパクト評価についてや、社会的企業の条件について質問が上がり、「社会性、事業性に加えて、社会的イノベーションと呼べるものを起こせるかどうかが、その事業体がソーシャルであるかどうかを測る目安であり、イノベーションは、さまざまなセクターの接する境界線上で起きることが報告されている。それゆえにコラボレーションが注目されている。SIBの組成においても、資金の出し手、事業実施主体、サービスの受け手、地元の協力者など様々なセクターの参加が予想される。財政支出削減だけでなく、社会的イノベーション創出も期待されている」などの意見が出されました。

SIB研究会へのお問合せ/NPO法人NPO推進北海道会議
TEL011-200-0973 FAX011-200-0974

2016-12-14

Npo交流「一杯の会」

第3回「一杯の会」は、ひまわり号を走らせる札幌実行委員会の事務局次長の内田慎吾さんをゲストスピーカーにお呼びし、ざっくばらんにお話してもらいます。飲み物を片手に、NPOで活動する者同士の交流を深めませんか? ひまわり号を走らせる札幌実行委員会 http://www.geocities.co.jp/himawarigou_sapporo/

内田慎吾さん略歴:
1982年に北海道札幌市で出生。
北海道工業高等学校電子機械科を卒業後、札幌ビズネスアカデミー専門学校 旅行学科を経て、大手旅行会社へ就職
ひまわり号でやっていたことを発展させられたらいいなと思い、介護職へ転職。現在は介護福祉士として特養ホームの介護職員を務める。ひまわり号は高校在学中から始め今年で19年目、現在は事務局次長として仕事の傍ら、ひまわり号のイベントの運営を行っている。2016年よりひまわり号全国連絡会の副運営委員長として全国のひまわり号のまとめ役として通信の発行や全国ひまわり号の運営を管理している。

趣味は旅行と写真。写真はヒコーキ撮影をメインに千歳空港や丘珠空港などで撮影、昨年作品展に初出展する。

ご参加お待ちしています。
●日時/2017年1月26日(木) 18:00~20:00
●場所/市民活動プラザ星園内(札幌市中央区南8条西2丁目5-74)
●参加費/500円(ワンドリンク付き)
●定員/20名
●お申込み・お問合せ/NPO推進北海道会議(担当:高山) 

メール npo@mb.infosnow.ne.jp

TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974
月~金曜日10:00~18:00

2016-11-25

12/11開催「社会起業家と ソーシャルインパクトボンド」

SIB(ソーシャルインパクトボンド)研究会

SIB(ソーシャル インパクト ボンド)は、社会的投資事業のひとつで、従来は行政の事業と思われていたものに民間の資金と組織を投下し、成果に応じて事後的に行政が事業費を支払うスキームです。

SIB研究会は、北海道にソーシャルインパクトボンドを導入するために、国内外の事例を集め、研さんを重ねています。このたび、北海学園大学開発研究所との共催により、「社会起業家と ソーシャルインパクトボンド」を開催することになりました。

話し手: 服部篤子さん(⼀般社団人DSIA 副代表理事)
聞き手: 田口 晃(SIB研究会座長・開発研究所特別研究員)
樽見弘紀(開発研究所長)

◆服部篤子さんプロフィール◆
大阪大学大学院国際公共政策研究科修了。阪神淡路大震災を契機にNPO研究の普及を意図した総合研究大学院大学スコーププロジェクトに参画後、2001年、CAC社会起業家研究ネットワークを設立。社会起業家、ソーシャルビジネスの研究と普及に向けて人財開発に取り組む。
立教大学大学院(ソーシャル,イノベーション分析)、明治学院大学(NPO論)、東京都市大学(NPOとソーシャルビジネス)などにて兼任講師。日本NPO学会副会長、公益財団法人日本女性学習財団等理事。
主な編著に『未来をつくる企業内イノベータ―たち』(2012)近代セールス社、『ソーシャル・イノベーション:営利と非営利を超えて』(2010)日本経済評論社など。

日時: 12月11日(日)15:00~17:00
場所: 北海学園大学・豊平キャンパス7号館 D20番教室
対象: 学生・教職員・一般の方々
主催: 北海学園⼤学開発研究所
共催: SIB(ソーシャルインパクトボンド)研究会
●お問合せ:北海学園大学開発研究所 TEL: 011-841-1161
●SIB研究会へのお問合せ/NPO法人NPO推進北海道会議
http://npo-suisin.dosanko.org/
064-0808 札幌市中央区南8条西2丁目5-74 
市民活動プラザ星園201号室
メール npo@mb.infosnow.ne.jp
TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974
月~金曜日10:00~18:00

2016-11-04

第1回NPO交流「一杯の会」 報告、第2回の予告


ヒーリング北海道の杉崎さん
NPOに関わる人たち同士の交流を目的とした「一杯の会」を、1025日(火)に市民活動プラザ星園で開催しました。第1回はゲストスピーカーに、NPO法人ヒーリング北海道の杉崎英利氏(右写真)をお呼びし、杉崎氏がNPOで起業したきっかけ、やりがい・苦労話、どうやって生活をしているか等色々なお話を伺いました。ゲストスピーカーの話の後は、テーブルを囲んでの交流会。初めまして同士の方も多く、NPO同士の横のつながりをつくる、いい交流の場になりました。飲み物を片手にお話を伺うことで、皆さんリラックスした雰囲気の様子でした。終了後の感想でも「アットホームな雰囲気だった「また開催をしてほしい」という意見がありましたので、今後も定期的に開催をしていきたいと思います。

【次回予告!】

12/2(金)ゲストスピーカー:矢部滋也氏(一般社団法人北海道ピアサポート協会代表)

矢部さん
2回「一杯の会」は、一般社団法人北海道ピアサポート協会の矢部滋也氏をゲストスピーカーにお呼びし、ざっくばらんにお話してもらいます。飲み物を片手に、NPOで活動する者同士の交流を深めませんか?

ご参加お待ちしています。

矢部滋也氏略歴 ~

1983年に北海道札幌市で出生。
東海大学第四高等学校体育科を卒業後、北海道浅井学園大学(現 北翔大学)人間福祉学部福祉心理学科臨床心理コースを経て、社会福祉士 (ソーシャルワーカー)・介護福祉士として高齢者支援に従事する。
その後、28歳でこころの病気を患い、精神科に入院する。暗く長いトンネルを経て、会社を辞め、2013年に生きづらさ支援をする市民活動団体 札幌ピアサポートグループSAPIA発足する。
その後、2014 年に北海道ピアサポート協会を立ち上げ、同年に法人化する。2015年にピアサポートを取り入れた障害福祉サービス(自立訓練(生活訓練)・就労継続支援B型)多機能型事業所PEER+design開設。

現在は同事業所でソーシャルワーク業務や北海道の精神保健分野の委員や大学の特別講師等も務めながら、法人の経営を行っている。

●日時/2016122日(金) 18002000
●場所/市民活動プラザ星園内(札幌市中央区南8条西2丁目574
●参加費/500円(ワンドリンク付き)●定員/20

●お申込み・お問合せ/NPO推進北海道会議(担当:高山) メール npo@mb.infosnow.ne.jp

TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974
月~金曜日10:00~18:00

2016-10-14

ソーシャル・インパクト・ボンドSIB研究会 報告


2016年10月5日18:00より、市民活動プラザ星園3階特別会議室において、第2回第3回ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)研究会を、参加者8人で開催しました(座長・NPO推進北海道会議代表理事田口晃、進行役・NPO推進北海道会議事務局長佐藤隆)。

今回より、実際に生活困窮者支援活動などに携わるNPO法人2団体より研究会メンバーを招へい、議論の具体化を図ることとしました。また、新しい形の資金調達方法であるSIBと対比する意味で、北海道NPOバンク、北海道NPOファンドによる従来からのNPO分野における資金循環の実践について説明しました。

この日は、初めに、佐藤事務局長より流れの説明があり、新メンバーのNPO法人Kacotamの高橋氏、NPO法人自立支援事業所ベトサダの藤原氏より各々の活動についてご説明いただき、認識を共有するために質疑の時間を設けました。

発表者 NPO法人北海道NPOバンク 事務局

続いて第2回の発表として、北海道NPOバンクから、NPOとしては全国初となった設立の経緯、沿革、融資活動の推移について説明がありました。

主な意見
・つなぎ資金の割合は減ってきている。以前は行政の概算払いが少なかったので。
・運転資金設備資金が増えているということは、デフォルトリスクも高まってるということだろうが、こげつきが少ないのは感心する。。
・バンク理事としていうと、石橋をたたく融資が多かった。資金需要に対応しているかは疑問なところがある。200万円では金額的に少ない。もう少しリスクがあってもあたらしい事業に融資したい気持ちがある。

北海道NPOバンク

発表者 認定NPO法人北海道NPOファンド 事務局 

北海道NPOファンドから第3回の発表として、設立経緯、沿革、助成活動の推移について説明があり、現状の課題と今後に向けて打ち出した対策(認定NPO法人格取得と新しい基金の造成)について説明がありました。

主な意見・質問
Q 新設される予定の基金というのは、団体でなくプロジェクトに助成するのか
A はい。採択団体の組織診断や組織基盤強化を行うことが特徴と考えている。この基金以外の、越智基金のような助成事業も考えているけれども、初めに具体化しようと考えているのがプロジェクト基金。
A 認定になっても、寄付は集まらない。活動を世間に周知するために何をするか。いかにして認知してもらうか。プロジェクトを立ち上げて、広報をかけていく。いわば寄付集めの代行のような形で、認定制度の税制優遇についても世間に知ってもらいたいと考えている。
・寄付をする側からすると、クラウドファンディングのような成果を見せていくほうが共感されるように思う。
・ふるさと納税が注目されているが、認定NPO法人制度にも注目してもらいたい。

・個別のNPOが寄付集めするのは大変だ。認定制度を使って、NPOファンドがその代わりを務めたい。

北海道NPOファンド

まとめと次回以降について

最後に田口座長より、「SIBの大きな特徴はSIすなわちソーシャルインパクトの数値化であり、数値化により投資の明確な判断基準ができることになり、また行政が予算化する際の根拠ともなる。この点を念頭に次回以降さらに具体的な議論を進めていきたい」という総括をいただいて終了しました。

※今年度は北海道新聞社会福祉振興基金の助成を受けて実施しています。