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NPO交流一杯の会10月24日-一般社団法人ジャスミン権利擁護センター水戸由子さん

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第11回一杯の会10月24日(火)18:30~20:30 水戸由子さん 成年後見制度に取り組む水戸由子さんをお招きします。 プロフィール:一般社団法人ジャスミン権利擁護センター 代表理事、全国権利擁護支援ネットワーク 北海道ブロック運営委員。1962年 北海道生まれ。短大卒後は金融機関に勤務。38歳の時、専門学校に入学して福祉を学び、41歳で社会福祉士を取得。その後、病院のソーシャルワーカーや在宅介護支援センター勤務を経て、2009年2月、独立して、『おがわ社会福祉士事務所』を開業する。2012年、『社)ジャスミン権利擁護センター』を立ち上げ、現在は、成年後見制度の担い手として、個人受任から法人後見へ活動を広げている。 【資格】社会福祉士・介護福祉士・社会福主事任用資格・福祉住環境コーディネーター・医療事務 【登録団体】:日本成年後見法学会、公益社団法人日本社福祉士会、公益社団法人北海道社会福祉士会 活動:独立開業してからは、成年後見に関する相談が多く、自分も一番興味があったことから、成年後見人として、そのスキルを身に付けて、個人受任をしてきました。個人の成年後見人として活動していくなか、その責任の大きさ、業務の多さは、去ることながら、個人の価値で支援することの危険さなども感じて、これからの後見のあるべき姿は、法人後見だと考えるようになりました。ジャスミン権利擁護センターを立ち上げて、法人後見を受任できる仕組みつくりに、ここ数年は邁進してきたような毎日でした。現在は、高等養護支援学校や社会福祉協議会等からの講師依頼も多く、成年後見制度の概要や利用までに配慮すべきことなど、後見制度の正しい普及を目指して活動をおこなっています。 ●日時/2017年10月24日(火)18:30~20:30  ●場所/市民活動プラザ星園内(札幌市中央区南8条西2丁目5-74) ●参加費/500円(ワンドリンク付き) ●お申込み・お問合せ/NPO推進北海道会議(担当:高山)  メール info@hnposc.net TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974

報告 第9回一杯の会

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レッドリボンさっぽろ 村形潤さん  2017年8月23日水曜日18:30~20:30、市民活動プラザ星園におきまして、第9回NPO交流一杯の会を開催しました。今回は「偏見と差別に取り組むということ」と題し、HIV陽性者の支援を長年行っているNPO法人レッドリボンさっぽろの事務局長の村形潤さんをお迎えしました。今回は、いつもと少しやり方を変え、ラジオパーソナリティーでもある村形さんに、参加者のほうが質問をしていく形で進行しました。いつも明るく、たくみにゲストの話を引き出している村形さんですが、小学校のころはあまりしゃべらず本ばかり読んでいたそうです。しかし、高校時代に放送部に入ったことがきっかけで、ラジオ局で勤め始めたそうです。25歳のときに経験した病気で、仕事を続けられなくなり、しばらくは家にいて世間との接触もなくなっていたそう。数か月たったある日、鏡で自分のやつれた姿をみて、このままではいけないと思ったとき、ラジオにゲストにきていたNPOの人たちを「あの人たち、生き生きとしていたな」と思い出し、それ以来フェアトレード、フリーペーパー、レインボーマーチなどいろいろなNPO、オルタナティブの活動に参加するようになったということです。  村形さんは、レッドリボンさっぽろの活動について「HIVだけが問題であれば、実は今はそれほど大変なことでない。問題は、感染しているかもしれないという得体のしれない不安だったり、感染に起因する人間関係の変化、職場でそのことを言えるかどうかという選択を迫られることなど、心理的なものであったり社会的なものであったりする。当事者の抱える様々な生きずらさに取り組む一方で、社会への発信も必要だし、年齢に応じた学校における啓発・教育の必要性も訴えていきたい」と語りました。今後については、「時代の変化にあった相談業務を続けたい。HIVを取り巻く環境は大きく変わった。HIVで死ぬということはなくなった。逆にいうと、HIV感染した後も生きていかなければならないということ。陽性者の中には、感染が分かって自分から仕事を辞めてしまう人もいる。就労支援などにも取り組んでいきたい」と話しました。(事務局・高山)

(寄稿)SDGsをご存知ですか?

(寄稿)SDGsをご存知ですか? 北海道NPOサポートセンター事務局長 佐藤隆 NPOに関わることばや制度には何かと横文字が多く、閉口している向きには「傷口に塩」の記事となってしまい恐縮ですが、知っておくことも何かのお役に立てばと思いなるべくわかりやすく報告してみます。 そもそもSDGsとは sustainable development goalsの略称で、「持続可能な開発目標」と日本語に訳されているものです。2015年9月国連総会で採択され、2016年から2030年の15年間で世界の国々が「グローバル目標」として達成に向け取り組むことになった17の目標です。この17目標とはどういうものか、まずお読みください。 【持続可能な開発目標】 1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。 2. 飢餓を終わらせ、食糧安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。 3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。 4. すべての人々への包括的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。 5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。 6. すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。 7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。 8. 包括的かつ持続的な経済成長及びすべての完全かつ生産的な雇用と働き甲斐のある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。 9. 強靭なインフラ構築、包摂的かつ持続的な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。   10. 各国内及び各国間の不平等を是正する。 11. 包摂的で安全かつ強靭で持続可能な都市及び人間住居を実現する。 12. 持続可能な生産消費形態を確保する。 13. 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。 14. 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。 15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。 16. 持続可能な開発のための平和で包摂的な社