団体情報の開示 入門ワークショップin札幌 市民から参加や支援を得るために、どんな情報、どのように開示するか?
パンフレットやチラシだけでなく、ウェブサイトやメールマガジン、ブログなど、NPOが情報を開示・発信する手段は、近年急速に多様化しています。しかし、「自分たちが伝えたい情報」だけではなく、「相手が知りたい情報」が何かを理解して、発信できているNPOはどれくらいあるでしょうか。 IIHOEでは、市民からNPOへの会費・寄付といった資金提供が進まない主な原因は「団体からの情報開示・発信の質的な不足」であるとの認識から、昨年「社会から信頼や支援を得るために、NPOが情報開示すべき事項を探る」ことを目的に、NPOに資金を提供する53の助成機関に協力を得て、助成申請書と報告書の設問項目について調査を行いました。そして今年8月、その調査をもとに、支援者が求める団体情報項目をまとめた「団体基本情報シート」を作成しました。 今回のワークショップでは、「団体基本情報シート」をご紹介するとともに、実際にシートへの記入を試みるワークショップを行い、よりよい情報開示を行うポイントを掴みます。 また、2005年9月にオープンした公益情報ポータルサイト「CANPAN」)の紹介も、併せて行います。 団体の情報開示について考えたいみなさんのご参加をお待ちしています。 ◆日 時:2007年10月5日(金)9:30〜12:00(9時10分開場) ◆会 場:道立市民活動促進センター研修コーナー(札幌市中央区北3条西7丁目道庁西別館1F) JR札幌駅徒歩8分 ◆対 象:NPO関係者(団体の情報開示を実践している方、取り組もうとしている方) このテーマに関心のある近隣地域の中間支援組織、社会福祉協議会関係者など ◆内 容: (1)解説「『NPOの情報開示』の基礎」(「団体基礎情報シート」の紹介) (2)記入ワーク「団体の基本的な情報を表現してみよう」 (3)CANPANのご紹介 (4)意見交換「地域でNPOの情報開示が広がっていくには」 ◆報告者:川北秀人(IIHOE代表) 赤澤清孝(IIHOE客員研究員) ◆CANPANのご紹介:町井則雄(日本財団経営企画グループCANPANチーム) ◆定 員:20人(先着順) ◆参加費:3,000円 ◆主 催:NPO推進北海道会議、北海道NPOサポートセンター、公共政策研究所(予定) ◆共 催: IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]