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2020年1月から NPO関係者のための読書会を始めます

NPO推進北海道会議読書会 平成の全体を振り返るなかで、北海道のNPOが立ちあがって来た背景とその意味について考えてみたいと思います。1月22日から月一度、4回で読み終わる予定です。この読書会は以前やった「共学のつどい」の再開というよりは、新しくはじまった「NPOの学校」を脇から支える試みで、「学校」でのテーマの深堀や、それをより広い世界とつなげて考える場、にしてはいかがでしょう。講義に対するゼミといった位置づけです。1月22日の初回は18時30分から、打ち合わせと報告者の割り当て、それに歴史の本を面白く読む工夫についても話し合ってみます。(NPO推進北海道会議代表理事 田口晃) ●初回日時/2020年1月22日水曜日18:30~20:30。その後は参加者で日程調整。月一回程度の頻度で全4~5回を予定。  ●場所/市民活動プラザ星園306(中央区南8西2-5-74)  ●課題図書/「平成時代」(吉見俊哉著 岩波新書) 課題図書は各自購入してください。 ●お申込み・お問合せ/NPO推進北海道会議 メール info@hnposc.net TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974

(報告)9月の一杯の会

2018年9月28日(金)、NPO法人日本外断熱協会(JAEI)の堀内正純さんをお招きして一杯の会を開催しました。NPO法人日本外断熱協会は、省エネ・高耐久で、環境に優しく、住む人の健康にも良い、建築物理学に裏打ちされた理想的な住まいの普及を目指して活動されています。2002年10月NPO起業科講習(北海道NPOサポートセンター)受講をきっかけに、東京で任意団体を設立。外断熱工法の普及には、特定の企業や工法に偏らないNPOのような組織が必要と考え、2003年NPO法人化したそうです。この日は、建築に詳しい堀内さんのお知り合いが多かったためか「理論は分かるが広めるのが難しい」「高コストのイメージがある」「法規制を変更するべき」「20年も活動してきた結果としては現状は寂しい」など、時には辛辣な意見も含め様々な意見が飛び交いました。堀内さんは「外断熱にすればなんでもうまくいくというわけではない、諸外国の現状含め正確な情報を届けたい」と言われ、さらに、「環境分野に関心のある若い世代との意見交換もしていきたい」とおっしゃっていました。住まいは私たちの生活に不可欠なものですから、土地の活用、建物の活用など、もっとNPO活動の対象になってもいいのかもしれません。少々難解な建築理論もありましたが、とても勉強になりました。(事務局・高山)

(報告)8月の一杯の会

2018年8月14日(火)、RCE北海道道央圏協議会の事務局長有坂美紀さんをお招きして一杯の会を開催しました。同協議会は、2015年12月に国連大学が世界164カ所(2017年12月現在)に認定する持続可能な開発のための教育に関する専門性のある地域拠点として認定されました。持続可能性に関わる課題解決に向けて、機関包括的に地域の課題や魅力を学び合い、分野や立場を超えて話し合い、協働で動いていくための仕組みづくりを進める活動をしています。この日は、業界紙の記者、北海道環境財団、東日本大震災における支援活動、中南米縦断、スリランカNGOにおける活動など、多岐にわたる有坂さんの活動の歩みが紹介され、参加した方はその幅広さや行動力に強い印象を受けた様子でした。また、北海道におけるSDGs(持続可能な開発目標)のプラットフォームづくりの活動についても説明していただきました。(事務局・高山)