第3回NPO交流「一杯の会」報告

第3回 1月26日 一杯の会 報告


2017年1月26日18:00より、市民活動プラザ星園において、ひまわり号を走らせる札幌実行委員会事務局次長の内田慎吾さんをゲストにお迎えして、第3回となるNPO交流「一杯の会」を開催しました(参加4人)。「列車に乗ってみたい」「旅をしたい」という障害者の切実な願いを実現させようと専用列車を走らせるひまわり号の活動の成り立ち、ご自身とひまわり号との出会い、札幌実行委員会でのご活動、現状の課題と将来のひまわり号運動についてお話いただきました。高校時代から数えて18年ひまわり号に関わっている内田さんは、長く活動できた理由として、「参加者のなにげない感謝の言葉がやる気につながる」「参加者の思いを考えながら、次の行動を考えることにやりがいを感じる」という2点を挙げられました。JR線の廃止など、ひまわり号を取り環境は厳しくなってきていることを認識しつつ、バリアフリーの一層の普及や、ひまわり号でしかできない旅の魅力を提供していきたいという思いをお話でした。また、若い世代の参加、ボランティア募集などの課題についてもお話しいただきました。内田さんが述べられた課題は、多くのNPO法人やボランティア団体にも共通のものだと感じました。
(事務局 高山)

当日資料(PDF)


ひまわり号を走らせる札幌実行委員会:


車椅子の通れない改札口、階段が多く障害者の利用できるトイレのない駅や、列車の構造などで、障害がある人たちが自由に列車に乗って旅が出来ないという現状のなか「列車に乗ってみたい」「旅をしたい」という障害者の切実な願いを実現させようと専用列車を走らせたのが「ひまわり号」運動の始まり。「ひまわり号を走らせる札幌実行委員会」では1985年以来、約21回に及ぶ列車の旅をはじめとして、お花見や雪まつり交流会、花火大会の見物、プロ野球やサッカーの観戦等を通じて、物心両面からバリアフリー社会を目指しています。(ひまわり号を走らせる札幌実行委員会ホームページより抜粋)

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